【FX】学ぶべきことをしぼろう 第1回
どうも、たーさんです。
私は仕事での給料が全然上がらず、何か副収入がないと幸せになれないと感じFXを始めました。
はっきり言って、最初の2年くらいは全然勝てませんでした。
まあ、失敗をする経験も必要と思いますが、あまりにも失敗しすぎて諦めてしまうのは考え物です。
私の場合はというと、本を買って勉強してみたり、チャートを眺めてはどこで売買していいかわからず、迷宮入りしてみたりと長い間勝てませんでした。その挙句SNSを使って、教えてくれる人を探してみましたが、授業料がかなりの高額(100万円を超えてました)だったりと、ずっと答えにたどり着けませんでした。
会ったこともない人に「勝ち方教えますから、明日の午後までにお金を振り込んでください。」と言われて信用できますか?
これから、高い教材を買いあさっていきますか?
本当にこれで勝てる様になればいいのですが、どこにも保障はありません。
こんな冒険したくないですよね?
こんな無駄な行為を少しでも減らし、「勝てるようになる考え方」を見つける手助けになればと思い、記事を書いていきたいと思います。
これからFXをしてみようと思う方はぜひ参考にしてみてください。
また、説明が足りない部分も出てくると思いますので、FX基礎となる本を1冊購入して勉強に取り組んでください。
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この本は、基礎となる知識が充実しています。私が、1番最初に基礎となる部分を学んだ1冊になります。
この1冊あれば十分な基礎知識をつける事ができますので、是非購入を検討してみてください。
基礎からなので、基礎が出来ている方は自分のレベルの話になるまで時間がかかることをご了承下さい。また、私の取引スタイルはスキャルピングやデイトレードなので長期トレードが好みの方には向かないかもしれません。
絶対に勝てるようになって、人生に光を照らしていきましょう。
今回は、以下について学んでいきます。
※印のついた用語は記事の一番下にまとめています。
1.勉強するべきこと、学ぶべき知識をしぼること
FXは、通貨の売り買いを通じてその差益によって利益を出したり、各国の金利差による金利で利益を出す取引です。
FXを始めるにあたって、勉強するべきことはかなり多いです。
売買することによって何が起こっているのか。注文の出し方・種類、テクニカル分析(※1)、ファンダメンタルズ分析(※2)、トレードするべき相場・するべきでない相場の区別など色々学ぶことがあります。
が!!
勝てる様になる為には捨てるべき知識もたくさんあります。
先ほど挙げた、ファンダメンタルズ分析は知識として捨てます!!
まあ、ある程度の知識は必要なのですが極論はほとんどトレードの分析に必要ありません(詳しくは、次の項目で)。アメリカで大統領選挙があるだとか、いまだに問題が続いている(2019年2月現在)イギリスのEU離脱問題など大まかにテレビのニュースで流れている程度の事を知っていればOKです。
FXでは、知識が多すぎると逆に混乱に陥る原因となる事が多々あります。
必要な知識を身に着け、不必要な知識は捨てていくことも重要となります。この辺の話はおいおいしていく事にして、なぜファンダメンタルズ分析を捨てるのかについてお話していきたいと思います。
なぜ、ファンダメンタルズ分析を捨てるのか。
私の行っているトレードは超短期~短期のスキャルピング(※3)・デイトレード(※4)になります。この取引スタイルであれば、現在動いているチャートがどこで動き始めるかを見定める事に注目していく為、ファンダメンタルズの影響は大して大きくはありません。
また、各国の貿易関係がどうだとか、住宅関係の指標がどうだとか勉強したところで経済評論家でもないのに予想してしまうことは、非常に危険です。経済に関する予想は専門家に任せて、チャートを見る力をつける事に全力を注ぎましょう。
これが、ファンダメンタルズ分析を捨てる理由になります。
当然スイングトレード(※5)や長期トレード(※6)であれば、ファンダメンタルズ分析は通貨の方向性を決める重要な因子になる為必要になってきます。
2.売買によって通貨に何が起こるか
通貨間の関係
FXにおいて、各通貨は2通貨間の価格の比較になります。その為、一般的にアメリカドルと日本円を比べたものであればUSD/JPYというように表記され、ユーロとドルを比べたものであればEUR/USDと表記されます。
詳しくは下をご覧ください。
計算式を示したのですが、実際のトレード中には計算はしませんので「ふーん」という程度に知っておいてください。
売買によって起こること
売買によって何が起こるかですが、先ほど価格が2通貨間の比較によって成り立っている事を理解出来たと思います。
下をご覧ください。
以上のように、買いや売りを入れた際には比較している通貨では反対の取引が行われている事を絶対に覚えておいてください。
日本にいたら、円を売るという言葉があまりしっくりこないかもしれませんが、ドルを買ったのだから代わりに同じ量の円が売られています。
3.次回のお話
今回は、学ぶことと捨てるもの・通貨についてお話ししました。
次回はFXの取引に関する、注文の種類についてお話ししていきたいと思います。
●用語説明
※1テクニカル分析:チャートの値動きや、分析ツールを用いて今後の値動きを予想するもの。
※2ファンダメンタルズ分析:経済の基礎的な事項で、各国は経済指標として定期的に発表を行っている。経済指標は中期~長期の各通貨の方向性を決める要因となる。
※3スキャルピング:超短期のトレードスタイル。一般的に数秒~数分単位で決済する取引スタイル。
※4デイトレード:その日のうちに取引を終了させるスタイル。数分~数時間程度の取引になる。
※5スイングトレード:数日~数週間で決済を行う比較的長めのトレードスタイル。
※6長期トレード:数か月から長い場合は数年に渡りトレードを行うスタイル。