【FX】注文方法を知ろう 第2回
どうも、たーさんです。
前回は、FXの学ぶべき事・通貨間の関係についてお話ししました。
前回の記事はこちら↓
今回は、注文の種類と注文方法についてです。
では早速いってみましょう。
尚、以下の順に説明をしていきたいと思います。
1.注文について
FXをトレードする場合、例えばドルが上がると思えば買い(ロング)、下がると思えば(ショート)の注文を入れる事になるのですが、ずっとチャートを見れる時間やそうでない場合があると思います。注文を使いこなす事で、チャートを見ていない時でもトレードエントリーすることが可能になります。
それでは、注文の種類を紹介していきたいと思います。
成行注文
成行注文は、現在の価格から、買いもしくは売りの注文を入れる方法です。
チャートを見ながら、すぐに売買の注文を入れたい場合に使用します。
指値注文
あらかじめ、購入価格を指定して注文を入れる方法。
チャートを見ていない時でも、この注文を出しておくと希望した値段でエントリーすることが出来ます。しかし、これ単体で注文する事はほとんど無いと言っていいとおもいます。
逆指値注文
指値注文と同じように価格を指定して注文を出す方法です。
逆指値注文は、自分の思惑とは逆方向に動いた場合にこの注文を使用します。
これ以上レートが思惑とは逆に動いたら損切り(利益確定)しようと思う価格に、この注文を出しておきます。損を確定させる為の注文なので、自分の証拠金等を考慮したり、これ以上レートが逆行したら流れが変わってしまうという価格等に注文を出します。
FXは、いつ突発的な動きが起こるかわかりません。
ポジションを持ったらこの注文を必ず出しておいてください。
IFD注文(イフダン注文)
例えば、ドルを100円で買って、かつ決済の注文を同時に入れたい場合等に使用します。
決済の注文は101円の利益確定や、99円等まで逆の動きをした場合の損失確定の注文を入れる事が出来ます。
OCO注文(オーシーオー注文)
OCO注文は、成行注文などでポジションを持った後に利益確定の注文と損失確定の注文を一緒に出せる注文です。
例えば、100円でドルを買った後に、101円の利益確定と99円の利益確定の注文を一緒に入れるといった感じです。
利益確定価格でポジションが決済された場合、損失確定の注文はキャンセル(消滅)されます。逆も同様です。
私は、この注文を一番使用します。利益確定と損失確定の価格はエントリー前に決めておくことも重要です。一旦、ポジションを持ったら必ずこの注文を出しておきましょう。
IFDO注文(イフダンオーシーオー注文)
ポジションを持つところから、利益確定・損失確定を自動的に行える注文。
IFD注文の決済手段として、OCO注文を利用したものでポジションメイクから利益確定・損失確定まですべて注文で自動的に行う事が出来るので非常に便利な注文方法となります。
この価格まで来たら買いたいもしくは売りたいと思った場合に大活躍してくれますので、この注文はぜひ使いこなして下さい。
2.その他の注文方法
ここまで、紹介した注文方法のほかにもFX会社によって特殊な注文方法もあります。
トレール注文
トレール注文は、現在の価格から指定した値幅分逆指値がついてくる注文方法となります。
例えば、ドルを100円で買った場合の決済を0.2円下にトレール注文で置いた場合の価格は99.8円になります。
ドルが100.3円に上昇した場合は決済価格が100.1円に移動します。その後、100.2円にドルが下落したとしても決済価格は100.1円のままになります。
ドルの上昇に応じて、トレール注文価格に引っかからない限り決済価格がついてくる注文になりますので、「上がった時に決済しておけばよかった」等の後悔は少なくなる反面、扱いの難しい注文になるので利用するときは十分に値動きの幅を意識することが必要です。
特殊な注文方法
FX会社によって、独自の注文方法もありますので口座を作る際は特徴を把握して口座開設をすることをお勧めします。
おしまい