恥をかいた!というか、かかされた話
どうも、たーさんです。
みなさんは、1日でぼーーーっとしている時間はどのくらいありますか?
まあ、ぼーーっとすることについて言いたいのではなく、ぼーーっとしている時にふと昔の事を思い出す瞬間ってありませんか?ということが言いたいのです。
今日、ぼーーっとしている時に「恥をかいた!というかかかされた」という話を思い出し、ニヤニヤしてしまったので是非記事にしたいと思いました。
それではレッツ紹介!!
それは、小学生2年生のある朝の話
朝は決まって母親の「起きなさいよー!!」という言葉で目覚めていました。
私にとってはこの声のトーンが凄まじくきらいでした。
起きて、顔を洗い歯磨きを済ませたら軽い朝食を食べるのですが、いかんせん凄まじく嫌いな声のトーンで起こされている為、たいてい何も食べる気が起きませんでした。
今になってもその癖なのか、朝ご飯を食べる気が起きずプロテインと卵のみである。
まあ、この食事にはちゃんと訳があってこのメニューになっているのですがそれはいずれ書こうと思います。
食事が終わると、学校へ行く服に着替えるのですが…
その時、事件は起こった!!
母親が、これを履いていきなさいとおもむろに袋をガサゴソとあさり始めたのです。
そして、次の瞬間取り出したのは「スパッツ!」
そう!あのスパッツ!!
まだ、小学2年生と言えど恥ずかしいという気持ちは十分に芽生えています。
そんなかわいい男の子にスパッツを履きなさいとまだタグのついたままで渡してきたのです。
私はまだ、「いやだ!」と反応した瞬間を鮮明に覚えています。
しかし、やっぱり母親の方が力が強く言うことを聞かなければいかない年齢です。
私はかなりの抵抗を示したが、その抵抗むなしくスパッツを履かされてしまいました。
ちなみに、下半身はスパッツオンリースタイルです(笑)
学校へ向かう途中、同じクラスの友達といつもは合流するのですが、この時は違います。
恥ずかしさを少しでも遅らせたいがために、いつもとは違う道を選択しました。
なんせこの男の子はスパッツを履いているんですから。
しかし、この努力もむなしく、学校近くで友達と出会ってしまいます。
友達にスパッツを履いている事を気づかれないよう・スパッツから目線をどうやってそらすか、という考えで頭がパンクしそうでした。(いや、気づかれるだろ)
友達は開口一番、「おはよう!トレーニングパンツ?」
はい!きづかれたーーーーー!!!
もうこの瞬間、友達を殴って気絶させてやりたい気分でした(笑)
その言葉に私は小声で「ぅん」と答えるのが精いっぱいでした。
教室についたら、すかさず目立たないよう机に着席。
ここまでは、抜かりない仕事ぶりであった!
しかし、学校ではイベントが盛沢山。授業の合間の休憩や中休み(15分程度の休憩だったが、いつも外に行って遊んでいた)、給食、昼休み、掃除時間など席を立たなければならない時間などいくらでもあるのです。
私は、お尻に接着剤でもついたかのように席に座り続けた。
石像。そう、石像といった方が正しい。そのくらい、動かなかった。
昼休みには、机を教室の後ろ側に下げて掃除の準備をするのだが、その時も私は机と机の狭い間にはさまれ死んだふり。
友達に外に行こうと誘われても調子が悪いの一点張り。
その日は、学校でトイレに行った記憶すらない。
掃除時間も、座ったまますごした。先生には、なんか調子が悪いとだけ伝えて。
女子にも何度か話しかけられたが、放心状態で覚えてなんかいない。
そして、とうとう帰りのホームルームの時間になった。今日まで生きてきたが、こんなに1日が早く終わってほしいと思ったことはない。
「1日を座り続けるチャレンジ」も、とうとう終了のお時間である。勝ったのです!私はやり遂げたのです!学校の1日を座り続けて過ごしたのです。
ホームルームが終わると、私はほかのものに目もくれず全力ダッシュで家に帰った。
家に着くとすぐさまズボンに履き替え、この上ない幸せに浸ったのである。
このような事を思い出して、ニヤニヤした1日のお話しです。
どうか、全国の小学生の男の子をお持ちのお母さま方!!
息子にスパッツを履かせないであげてください!!
そう祈るばかりである。
おしまい